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風の耳たぶ

先日図書館に行った際に、自分用に借りていた小説を読んだ。

風の耳たぶ」(灰谷健次郎)

中学生や高校生の頃、「兎の眼」「太陽の子」「砂場の少年」など、灰谷健次郎さんの作品を読んで面白かったのが印象に残っている。

今回読んだ「風の耳たぶ」では、老夫婦が親友やその孫たちを訪ねたり、思い入れのある地を訪れる旅に出る。その旅を通じ、人との出会いから様々な思いを巡らせ、人生を、命を、死を見つめ直す。登場人物の巡らせる思いに感心したり、共感を覚えながら読んだ。

また、この主人公の老夫婦は互いに尊敬し合っているのがすばらしいと感じた。こんな老後を迎えたいとも思う。
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野宿ライダー

 久しぶりに書籍の紹介を。といってもまたバイクネタだが。寺崎勉 新・野宿ライダー―心すれば野宿ライダーになれるかもしれない本

 この本は非常に実践的な”野宿ライダー”になるための方法が満載の本だ。高級な道具を使うのではなく、カッターナイフなど身近なものを活用し、工夫してアウトドアライフを楽しんでいる様子が頼もしく、うらやましくすら感じる。大自然の中で自然を破壊すること無く融合し、少し間借りする感覚で旅をしている様子が何度読んでも楽しい。軽快な文章で、ハードな野宿ツーリングのノウハウや体験談を解く、アウトドア派のライダーにとってはバイブルのような本なのではなかろうかと思う。実際には今の自分にはこんなハードな野宿旅はできない。それどころかキャンプツーリングもしたことが無いが、人間が本来持っている、自然の中で生きていく生命力というものを少しでも体験し、身につけたいという願望はある。機会を作って少しずつでも経験していきたい。実現するのはいつになるだろうか・・・。こういう本を読んでいると、オフ車が欲しくなるな。

明日の記憶

「明日の記憶」 以前、映画についても書いたが、その原作本である。

一月程前に読んだ。尺の都合だろう、映画には出てこないエピソードもあり、なるほど、と頭の中で映画と比較しながらの読書となった。映画が非常に心に残ったので原作も読んでみた次第だが、この本もこれから何度も手に取り、読むだろうと思う。

僕の父は今、闘病生活をしている(アルツハイマー病ではないが)。実は、先に書いた「君について行こう」は、入院していた父におみやげを探していて見つけた物だ。父はつい先日退院したが、母も体に良い食事を心がけるなどして支えている。この本の中でも主人公の奥さんが食生活などの肉体面、メンタル面ともに献身的に支えている様子が人ごとではないように思えた。

君について行こう

二ヶ月程前に宇宙飛行士 向井千秋さんのご主人、向井万起男氏のエッセイ 君について行こう(上)女房は宇宙をめざす君について行こう(下)女房と宇宙飛行士たち続・君について行こう 女房が宇宙を飛んだを読んだ。軽妙な文章で楽しくさくさくと読める。向井千秋さんもそのご主人もたいした人だな、と感心するとともに元気になれる本だ。

向井千秋さんという人は大変な努力家だと思う。しかし努力家であること以上にすごいことだと思うのは、それを意識してかせずか、努力していることを苦にしていないことだと思う。それを見守る万起男氏の姿も読んでいて心地よかった。僕は何か努力する際には、よしやるぞっと気合いを入れて努力し、その後にどっと疲れてしまう。こういう努力は継続しないし、なにより楽しくない。向井千秋さんのように楽しく努力できるようになりたいものだと思う。
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